桂文珍独演会
母に誘われ、生まれて初めてナマの落語を聴きに行って来ました。
ハーモニーホール座間で行われた独演会。
1000人以上入る大ホールがほとんど満員。
文珍さんの人気ぶりが見てとれます。若い方もチラホラと。
まず、お弟子さんの桂楽珍さんが登場。
お手水回しという噺を、大きな身振り手振りで聴かせてくれました。
ひとしきり会場が沸いた後に、文珍さんがお出ましです。
いやー、さすがです。
今時の若い人たちの言葉遣いのことからご両親のこと、
宮崎の知事の話や女優さんと芸人さんの結婚話まで、
あらゆることをネタにしてこんなに楽しく面白く。
まさにプロだなー、と感動してしまった。
隣にいたおじさんは、膝をたたいて笑い転げていましたよ。
その後も、三味線漫談の女性の方に続いて再び文珍さん。
ご主人とその友達、おかみさんのちょっととぼけた三人の噺。
そして休憩をはさんで、長屋に住む男の夢をめぐる壮大な噺と、
たっぷり2時間半の公演でした。
笑うっていいことだな。
去年病気をした母も、笑うことが免疫力アップになるのよ、と
あれこれ楽しいことを探しているみたいです。
笑った後の程好い疲れを感じながら、家路につきました。
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